【カンボジア/Cambodia】シェムリアップ→バンコクを走る10ドルのバスってどんな感じ?

【カンボジア/Cambodia】シェムリアップ→バンコクを走る10ドルのバスってどんな感じ?

こんにちは。タナカです。

 

リアルタイムはタイバンコクです。

ラオス行きの日にちが決まりました。

狂犬病の2回目の予防接種が終わったその日に

タイ国鉄の寝台特急で国境まで移動します。

日本を含めて初めての寝台特急。ワクワクします!

 

 

本日のブログは、

カンボジアのシェムリアップから

タイのバンコクまで10ドルのバス?で移動した話。

ベトナムからバイク旅を続けてきた私にとっては

3週間振りのバス移動となりましたが、

値段に見合ったそのクオリティに私は笑いが止まらず、

ブログに書くのをとても楽しみにしていました。

時系列順に書いてみましたので、どうぞお付き合いください!

 

2018.2.11 

カンボジア/Cambodia 1アメリカドル(USD)≒4000カンボジアリエル(KHR)≒109~110円

タイ/Thailand 1タイバーツ(THB)≒3.4~3.5円

国境までがとにかく遠い

今回利用したバス会社は

Khsach Meas Toursという名前。

 

シェムリアップで5泊お世話になった

Boutique Dormitory Kochi-keという日本人宿で

手配してもらったバスチケットです。

 

料金は10ドル。

ちなみに同じ時間で15ドルのチケットも選べましたが、

貧乏性の私は何も考えずに10ドルのチケットを選択しました。

 

所要時間は8時間。

 

それにしても10ドルで

400kmを移動してかつ国境を越えられるんだから驚きですよね。

 

まあ結果からいうと安いのには安いなりに理由があって、

久々にバス移動で楽できるわー!

と思っていた私の期待を鮮やかに裏切ってくれました。

7:00 AM 朝食とピックアップ

7時のピックアップに間に合うよう起床。

 

少し時間があったので、近所の24時間スーパーへ。

 

朝食。これで合計1.5USD(6,000リエル)。

ここで綺麗にリエルを使い切ることができました。

 

ピックアップの時間は7:00~7:45となっていましたが、

まさかの7時ぴったりにお迎えが来ました。これは期待できる!

トゥクトゥクじゃなくてバンだったのがちょっと残念。

 

ちなみにピックアップのお兄さんは、

阿部サダヲを若くしてカンボジア風にアレンジした感じの顔で、

私は心の中でずっとサダヲと呼んでました。

 

ちなみにチケットはこんな感じ。

 

Direct Busと書かれた文字と、

その下には立派なバスの写真が載っています。

 

ちなみにこの価格帯のバスは

Directと書かれていても、

必ず国境でバスの乗り換えが入ります。

 

バスの写真を見る限り、

そんなにひどいバスでもなさそうなので一安心。

 

私の他にも2人をピックアップして、

なんだかよくわからない食堂で下ろされました。

 

サダヲ:ここで待ってて。8時に迎えがくるから。

 

そう言ってまた別の客をピックアップしに行くサダヲ。

 

取り残された私を含めた3人は

とりあえずコーヒー(1USD)を飲みながら時間をつぶします。

 

この時一緒だったのは

イラク人のおじさんと、多分アメリカ人の兄ちゃん。

 

まさかこの2人と

バンコクまで仲良く移動することになるとは知らず、

2人の会話をぼんやり聞きながら、迎えがくるのを待つのでした。

8:30 AM ようやく出発

サダヲは8時に迎えがくると言って去っていきましたが、

案の定、時間になってもバスどころか別の乗客もやってきません。

 

もちろんこれは想定内だったので、特に焦ることもなく気長に待ちます。

 

結局、8:20頃になって見覚えのあるバンがやってきました。

乗っていたのはサダヲと乗客2名。

 

お前かーい!

っていうかその2人連れてくるのにどんだけかかっとんねーん!

 

というツッコミもそこそこに、

 

サダヲ:はい、みんな乗ってー。

 

という発言。

 

出ました、国境までバン移動のパターンです。

 

まあ、今日は客が少ないのかもしれないし、仕方ないかー。

 

そう自分に言い聞かせてサダヲ号に乗り込みます。

この後、シェムリアップ市内で更に複数人をピックアップしてバンは満員。

 

途中で乗ってきたアメリカ人のおじさん仲良し3人組は

どうも隣同士で座りたいらしく、

それを察した優しい青年が席を移動してあげてました。

 

私は思いましたね、

 

遠足かよ!

 

と。

 

かくして、

サダヲ率いるサダヲ学級の国境への遠足が始まったのでした。

9:30 AM 1度目の休憩

ようやく本格的に走り出したサダヲ号は、

シェムリアップの渋滞を抜けると快調に走り出します。

 

渋滞抜けてすぐにシンハービールの看板。気が早い。

 

すぐに周囲はTHE カンボジアな風景に。

 

今までこんな風景の中を

1人で1日7時間バイクで走っていたのが信じられません。

やっぱりバンでの移動は楽で、

寝たり、音楽を聴いたり、外の風景を眺めたりして時間をつぶします。

 

1時間ほどして1回目の休憩に入りました。

町の外れにある小さな商店でしたが、

噂に聞いていたようなぼったくり価格の商店ではなく、

普通にまともな値段で軽食なんかが売ってました。

 

ほどなくしてバンは再出発。

 

あとは国境へ向けて走るだけ!

 

そう思っていた私の期待は見事に裏切られるのでした。

10:30 AM 繰り返されるサダヲの奇行

休憩から更に1時間ほど経った頃、

平野の真ん中でバンがいきなり停止しました。

 

と次の瞬間、片側1車線の国道をバックし始めます。

 

おいおいサダヲどうした!?

 

車内が騒然としますが、

サダヲは気にせず数100mバックして停車。

バンが止まったその後方には大型バスが停車していました。

 

すぐにバンを降りてバスの方へ走り出すサダヲ。

 

数分後、戻ってきたサダヲが持っていたのはポリタンク。

サダヲはそのガソリンが入ったポリタンクを客席のど真ん中に置き、

何事も無かったかのように走り出したのです。

 

もうね、

どう考えても行動が意味不明なんですけど、

余り細かいことを気にしてても仕方ないので、

 

まあお客さんを運びがてら荷物を運ぶこともあるのかなー

 

なんてのんきなことを考えながら、ボーっとしてました。

 

そこから更に20分ほどして、

またもや急停車するサダヲ号。

 

周囲には2つのガソリンスタンドが見えます。

 

給油かな?

 

そんなことを考えていると、

またもやサダヲがバンを降りて、ガソリンスタンドの方へ走っていきます。

 

ガソリンスタンドの方へ走っていくサダヲ。

 

戻ってきたサダヲが持っていたのは漏斗

その漏斗を使って、先ほど積み込んだガソリンを給油するサダヲ。

イラク人のおじさんとアメリカ人の兄ちゃんもたまらず手伝います。

 

ガソリンスタンドの前で

ガソリンスタンドから借りた漏斗を使って

自前のガソリンを給油する

 

そんなサダヲ先生の奇行を目の当たりにし、

サダヲ学級のメンバーは怒るどころか呆れて笑ってました。もちろん私も。

 

手伝ってたイラク人のおじさんも

これはクレイジーな状況だ!日本ではこんなことあるのか!?

なんて冗談を言うくらいテンション上がってました。あるわけねーよ。

 

更に、ガソリンで手が汚れたサダヲ先生は、

何を思ったか自分の飲みかけのコーラで手を洗い始めます。

そしてそのまま水で洗うこともせず運転再開。まじクレイジー。

 

もうサダヲ先生のボケが大渋滞しすぎて笑いを堪えるのが大変でした。

 

ちなみにこの後、助手席のおじさんがたまらず、

ガソリンスタンドで給油しないの?

と聞いてましたが

サダヲ:会社の規則でガソリンスタンドは使えない

とのこと。

 

すぐ辞めた方が良いよその会社。

11:30 AM 小さいおじさん合流

さて給油を終えた時点で時刻はすでに11時。

宿を出てすでに4時間が経っているのに、

たったの150km先の国境にたどり着くことができません。

 

そしてバスは無常にも国境の10km手前で停車。

 

今度はなんだ?

 

そう警戒していると、

バスの外に小さいおじさんが待機してました。

 

このおじさんが、

乗客の行先ごとに異なるシールを胸元に貼ってくれます。

国境を越えた先で別のバスに乗りかえる際に目印になるシールです。

 

全員分のシールを貼り終えると、

この小さなおじさんもバンに同乗して国境へ向かいました。

0:00 PM 国境到着!

宿を出てから5時間。

 

正午になってようやく、

カンボジア側の国境、ポイペトへ到着しました。

ここでサダヲ先生とはお別れ。

荷物を全て背負ってイミグレーションへ向かいました。

イミグレ大混雑からの裏切り

1:00 PM タイ入国、そして裏切り。

バンを降りた後は、

小さいおじさんとサダヲ学級の面々と一緒にイミグレーションへ向かいます。

 

カンボジア側のイミグレーション。中々のボロ屋です。

 

パスポートと出国カードを渡し、

両手全指の指紋を取られてあっさり出国完了。

 

タイ側へ向かって歩いていきます。

この間にも屋台や露店がたくさんありました。

あの人達は何人なのでしょうか。

 

タイはカンボジアと違って左側通行なので、

途中で道路を渡って逆側を歩くことになります。なんか新鮮。

 

これがタイのイミグレーションです。

階段の下で入国カードを受け取ります。

小さいおじさんはイミグレの向こうで待っててくれるみたいです。

 

階段を上った先に入国審査がありますが、

ここはよく混雑するらしいので、並びながら記入すると良いです。

私の場合は40分待ちの表示になっていて、実際それくらい待ちました。

 

重いメインバッグを背負っての行列は辛いものがありましたが、

 

これが終わればバンコクまでは快適なバス移動だ・・・

 

そう自分に言い聞かせて待ちました。

 

入国審査自体は特に何も聞かれることなく終了。

出口の荷物検査も華麗にスルーして、

 

8カ月振りのタイへ入国しました。テンション上がる。

 

小さいおじさんやサダヲ組のメンバーと合流し、

いざバンコク行きのバスへ!と思いますが、一向に案内されません

 

そのまま待つこと1時間。

時刻は14時を過ぎたころになって

 

バンコクに行く人ついてきてー

 

そう言われてついていった先には、

 

まじかよ・・・。

 

とんでもない裏切りです。

 

あのチケットのバスは一体何なんだよ!

 

怒っても仕方ないので黙って乗り込むのですが。

2:00 PM バンコクへ向けて出発

バンの車内はこんな感じ。

シェムリアップから乗ってきたサダヲ学級のメンバーは4人ですが、

それ以外のシートはタイ人で埋まってました。

 

ここでスタッフの人が英語で何やら言ってます。

よく聞き取れませんが、要約すると、

 

あなたたちが乗ってきたバス会社と私たちの会社は違う。

私たちの会社はPhaya Thai駅にしかステーションが無いから、

あなたたちはそこで降りることになる。

行き方を教えるからホテルの場所を教えてくれ。

 

みたいな感じ。

(ちなみに購入したチケットはカオサン行きでした。)

 

自分はBTS沿いに宿を取っていたので、

結果的にはカオサンで下ろされるより良かったのですが、

カオサンに宿を取ってたら結構悲惨ですよね、これ。

あそこ、タクシーかバス使わないと行けないし。

 

っていうか会社が違うってどういうこと!?

 

あいつら(カンボジアのバス会社)、

絶対に国境に着いてからバンコク行きのロットゥを探してます。

国境越えて全員揃ってるのに出発できないのもきっとそのせい。

 

ガソリンスタンドは使えないし、

全行程の車両は事前に用意してないし、

運転手は阿部サダヲに似ているし、一体どんな会社だよ!

3:00 PM 1度目の休憩

サダヲ学級のメンバーでぶーぶー文句を言いながら、

ミニバンはバンコクへ向かって走ります。

 

1時間ほどして1回目の休憩。

よくある給油ついでの休憩で、

ガソリンスタンド併設のコンビニで買い物ができます。

 

前回タイに行った際のバーツの余りがあったので、

バンコクに着くまではとりあえず両替等をしなくて済みました。

 

タイはベトナムやカンボジアに比べて進んでいるのに、

コンビニの値段がほとんど変わらなくて、本当に助かりますね。

4:00 PM 2度目の休憩

給油を終えて再び走り出すミニバン。

 

40分ほど走って2度目の休憩。

 

休憩多くないっすか?

 

こんな頻度で休憩を挟むくらいなら

さっさとバンコクへ向けて走って欲しいと思いつつ、

前の休憩で飲んだコーラが見事におしっこになってて、

 

やっぱ休憩必要っすね。

 

と思いました。

6:00 PM バンコク到着!

その後は休憩もなくミニバンは快調に走ります。

 

タイの道路は舗装状態も多いし、車線も多いので、

バンコクの中心部に入るまではほとんど渋滞もありませんでした。

 

元々聞いていた所用時間は4時間でしたが、

見事に4時間ちょうどで到着しました。やっぱりタイすげーな。

 

結果的に、

シェムリアップの宿を出発してから11時間の移動となり、

バイク旅を終えて快適なバス移動を想像していた私に、

 

東南アジアってこんなもんよね

 

と再確認させてくれたのでした。

サダヲ学級バンコク珍道中

無事にバンコクのPhaya Thai駅で下車したサダヲ学級の4人。

 

各々で宿の場所を確認しますが、行き方がわからないみたい。

 

自分は去年に1度来たときにBTSやMRTは乗っていたので、

それぞれの宿の場所を確認して、行き方を教えてあげました。

 

結局、全員BTSでアクセスできる場所のようなので、

私の先導でBTSの駅へ向かいます。たまには人の役に立つんです。

 

懐かしいBTSのチケット。

 

いや、まじバンコク都会ですね。

 

ここではイラク人のおっちゃんが、

田舎から初めて都会にでてきたおじさんみたいになってて、

運賃表の44バーツの表示を駅番号を勘違いしてたり、

荷物検査に1人だけ引っかかってあたふたしてたりしてました。

シェムリアップからバンコクまではあんなに頼もしかったのに。

 

BTSに乗って各駅でみんなが降りて行き、サダヲ学級は解散。

 

予約していた宿にチェックインして、

事前に調べていたお店に晩ごはんを食べに行きました。

 

ここ。うま食堂

ご想像の通り、日本食レストランです。

しかもいわゆるレストランじゃなくて、定食屋のスタイル。

 

アジフライ定食。190B。

 

もうね、美味しすぎ

 

まさかタイに来て最初に食べる食事がアジフライ定食とは思わなかったし、

タイの1食の値段を考えるとかなり贅沢だけど、大満足です。

 

漫画も置いてありました。

やっぱりキングダム読んじゃいますよね。

 

昔、埼玉県の熊谷市に住んでいたとき、

熊谷駅の近くの居酒屋で1人で飲みながら

ずっとキングダムを読んでいたのを思い出します。

 

久し振りの日本食に満足した私は、

移動の疲れから宿に戻ってすぐに就寝しました。

 

 

本日はここまで。それでは。