2018
23
May

【トルクメニスタン】バクー行きフェリーに乗れるのかい、乗れないのかい、どっちなんだい!

こんにちは。タナカです。

リアルタイムはジョージアクバレリです。

15カ国目のジョージアへやってきました。

最近は良いペースで移動と観光をできていて何だか楽しいです。

本日のブログは

いよいよトルクメニスタン脱出編です。

カスピ海に面する町・トルクメンバシに到着した私たちですが、

行き着いたフェリーターミナルには衝撃の光景が広がっていました。

果たして無事に両替・食糧問題を解決し、

バクー行きのフェリーに乗り込むことができたのでしょうか?

よろしければお付き合いください!

2018.5.16

トルクメニスタン/Turkmenistan 1トルクメニスタンマナト(TMT)≒31~32円

※ただし闇両替レートで1USD≒18TMT(1TMT≒6.1円)

トルクメンバシのバザールと闇両替

前回の続きです。

夜行列車に乗って朝9時半にトルクメンバシ駅に到着した私たち。

本来であればこのまま港へ行き、

いつ乗れるかわからないフェリーを待ち続ける予定でしたが、

“アシガバートで両替できない問題”

それに伴う“移動中の水や食糧が購入できない問題”を解決するため

まずはバザールへ向かうことにしました。

そして駅を出て早々に群がってくるドライバーたち。

バザールまでの値段交渉をする中で、

両替を持ちかけてくる人がいたのでレートを聞いたところ、

1ドル=17マナトという悪くないレート。

バザールに行ったところで両替できるかわからないし、

ここから交渉で1ドル=18マナトまで上げたところで

無駄に疲れる上にごみくず紙幣が余るだけだと判断し、

このレートで私とB氏それぞれ5ドルずつ両替することに。

車の後部座席でB氏が両替してくれている光景。

警察の目を逃れるためだと思いますが、この人だかりじゃ意味無いですね。

で、このドライバーもまたクソ野郎でして、

B氏が車内に入って米ドル札を出した途端、

1ドル=3.5マナト(公定レート)だとか抜かしやがります。

夜行列車明けで機嫌の悪かったB氏と私は速攻ブチ切れ。

米ドル札を取り返して車を降りようとしたところ、

すぐに手のひら返して10ドル=170マナトが出てきました。

いやね、そんな手口で

“はいそうですか”ってなるわけないじゃないですか。

どうしてこう無駄に疲れさせてくるのでしょうか。

ほんとタクシードライバーってどこの国でもバカばっかりで嫌になります。

そして両替が終わると同時にまた群がってくるドライバーたち。

バザールまで5マナトを提示して交渉をはじめたのですが、

このときやたらとしつこく私の腕を引っ張るヤツがいまして、

どうやら私の持ってるタバコ(吸わない)が欲しいみたいです。

で、咄嗟に機転を利かせた私は、

ドライバー:ねー、それ(タバコ)ちょうだい。

タナカ:タバコ1本上げるからバザールまで5マナトで行ってくれる?

ドライバー:行かない。タバコくれ。

タナカ:やるかボケ。消えろ。

これにはB氏も爆笑してました。私もちょっと笑っちゃいました。

最終的に遠巻きに見ていたドライバーが5マナトで運んでくれることに。

バザールへ向かう車内。

トルクメンバシのバザールは駅から見て港とは逆の方向です。

地図上に示すとこんな感じ。徒歩だとちょっと厳しい距離です。

バザールに着きました。

駅にて無事にマナトを手に入れた私たちは、

アシガバートのバザール以来の食事にありつきました。

プロフは7マナト。他にも色々頼んで40マナトくらい。

闇レートだと約240円です。2人でこれだけ食べてこの値段は安すぎ。

トルクメニスタンではまだ闇レートと物価が連動していないんですね。

その後はバザール内で買い物。

水5Lの他、カップ麺、トマト、りんご、ウォッカ等を購入。

バクー行きのフェリーには

食事がついている船と有料で食べれる船があるらしく、

もし食事がついていない場合

現地通貨を持っていない我々は食事をとることができないため、

かなり多めに食糧を買い込み、マナトを使い切りました。

バザールからフェリー乗り場まではタクシー1台10マナト。

位置関係については先ほどの地図をご参照ください。

こんなところで降ろされました。

MAPS.MEで現在位置を確認し、

目的地へ真っ直ぐ向かっていることは知っていたのですが、

途中でゲートのようなものがあり、その前で降ろされました。

この時は車で乗り付けできないものだと思ったのですが、

降りた場所から線路をまたいで大きく回り込んだところ、

こんな立派な道路にたどり着きました。

どうやらMAPS.MEには無い道路ができているみたい。

で、その道路を走ればフェリー乗り場の前まで行けるのですが、

ドライバーは知らなかったみたいだし、

もちろん我々も知らなかったので中途半端な場所で降ろされて歩くことに。

炎天下の中15分ほど荷物と食糧を持って歩き、

ようやくフェリー乗り場らしく建物が見えてきました。

ここまで来ればもう大丈夫・・・。

そう思ってフェリー乗り場へ近づく私たち。

そこには衝撃の光景が広がっていました。

こんなの聞いてないぜ!

フェリー乗り場に近づいてB氏が一言。

なんかめっちゃ人いるんですけど。

いやいや冗談はやめてくださいよ。

事前にネットで見た情報では

このフェリーって地元の人でもほとんど乗らないし、

乗り場だって利用者が少ないから建物も簡素で汚いってはなし・・・

めっちゃ人おるやん。あと建物めっちゃ綺麗。

フェリー乗り場の前には推定200人ほどの現地人が。

そしてあちこちから聞こえる笑い声やら怒号やら。

とりあえず荷物を置いて、まずはB氏が情報収集へ。

数分経って戻ってきたB氏が言うには、

なんか中には入れないみたいです。

係員に聞こうにも全然そういう人がいないんですよね。

あと現地人のおばちゃんがめっちゃ怒ってました。

全く状況がわかりません。

とりあえずおばちゃんがめっちゃ怒ってるらしいです。

そして選手交代、今度は私が情報収集へ向かいます。

とりあえず建物の左側にできている人だかりに突入したところ、

タイミング良く通用口のようなドアが開きまして、

地元民に混じって建物内になだれ込むことに成功しました。

え、何これ、めっちゃ綺麗ですやん。空港?

聞いてた話と全然違う光景に驚きを隠せません。

もっと殺風景な倉庫のような場所を期待していたのですが、

ここはどう考えても最近できたばかりの建物です。どういうこと?

そしてロビーの真ん中にあった

インフォメーションにいる人に話しかけたところ、

奥から英語の話せる軍人を連れてきてくれました。

タナカ:バクーへ行きたいのですが。

軍人:ビザの有効期限は?

タナカ:(パスポートを見せながら)あと3日です。

軍人:見ての通りとても混雑している。

   フェリーにはアゼルバイジャン船とトルクメニスタン船があるけど、

   トルクメニスタン人はアゼルバイジャン船に乗れない場合がある。

   その場合に君たちの席ができるかもしれないから

   とりあえずチケットを手に入れて待つんだ。

とのこと。チケット売り場が開くのは15時だとか。

ここからチケットを手に入れるための耐久戦が始まりました。

私とB氏は2人旅の強みを活かして

荷物を見張る役とターミナル内で状況確認をする役を交代しながら

とにかくチケットを逃さないように待ち続けました。

ほんと楽です。っていうか1人だと色々厳しいですマジで。

そしてこの待ち時間でいろいろ分かったことがあります。

ロビー内で待機中、トルクメン人が怒号を上げながら

とあるリストに名前を記入している光景を何度も見かけました。

先ほどの軍人に聞くと、名前を書くように言われてしまったので、

私も親切な現地人に協力してもらって名前を書いたのですが、

結果的にこのリストに名前を書く必要はありませんでした

これはあくまで想像なのですが、トルクメ船籍フェリーの待合リストではないかと。

ちなみに私の名前は756番。1番から始まっているとすれば恐ろしい数字でした。

また、先ほど軍人が言っていた

“トルクメニスタン人はアゼルバイジャン船に乗れない場合がある。”

という話について一般のトルクメン人に聞いたところ、

どうやらトルクメ船籍のフェリーの場合、

トルクメン人はマナト払いが可能なようで、

闇レートでドル換算すると安く乗れるからだそう。

アゼルバイジャン船籍の場合は恐らくドル払いだから高いんだとか。

両替元のドルはどうやって手に入れるんだとか色々疑問は残りますが、

とりあえずそういうものなのだと思って納得しました。

あとトイレはめちゃくちゃ綺麗です。

めちゃくちゃ綺麗なのですが、

通常の男子トイレと女子トイレは閉鎖されてました。

1つだけあるユニバーサルトイレだけが使用可能で、

このトイレを推定200人の人間が使うので、

見た目が綺麗な割に臭いの方はなかなか凄まじかったです。

フェリーターミナルの建屋もめちゃくちゃ綺麗です。

ネット上でこの建物に関する情報が見つからなかったので、

恐らくごく最近建設されたものだと思われます。

この建物に対する推測については後ほどもう少し書きます。

15時を回ってもチケット売り場は開かず、

16時半頃になって無事にB氏がチケットを手に入れてくれました。

このとき現金は必要なくパスポートだけが必要です。

フェリーターミナルについてから5時間が経過していました。

チケットを手に入れてからは早かったです。

まずチケットを持って

インフォメーションの横にいる軍人のところへ行き、

その軍人が持っているリストに名前を記入してもらいます。(恐らく乗員名簿)

そして出国ゲートの前で待つこと30分。

17時前になって税関申告書が配られ始めたので、我々もそれを入手。

その税関申告書に英語表記は無かったものの、

入国時に書いたものと同じだったので、

記憶を掘り起こして2人で協力しながら記入しました。

入国時のブログにも書きましたが、

英語版の税関申告書を手に入れたら写真を撮っておくことをオススメします。

そこから更に15分ほど待ち、出国ゲートが開きました。

この出国審査がなんともトルクメニスタンらしく、

荷物をX線に通したあとは、全ての乗客が全ての荷物を検査されます

出国でこんなことをやる国を初めて見ました。

荷物検査のあとは停止しているエスカレーターを上って2階へ。

そこには空港にありそうな立派な出国審査カウンターがたくさん。

とても不定期運行の貨物船の乗客のためだけの設備には見えません。

これを見て確信したのですが、

近々この港は観光客に向けて広く開かれるのではないかと。いや推測ですが。

沿岸部分のリゾート開発も進んでいるという噂ですし、

隣国からの旅客船が就航したりもするのではないでしょうか。

そうなると良いですね。ビザの取得条件も変わるかも?

出国審査にてパスポートとアゼルバイジャンのビザを見せて出国。

無事にビザの期限内に出国することができました。小さくガッツポーズです。

出国後の待合スペースです。もはや空港です。

最近工事が行われたばかりらしく、いくつかのソファは粉塵を被ってました。

そしてまさかのボーディングブリッジ。

こんなに整備された設備で船に乗り込めることに感動していたところ、

見事に建物の下にあるおんぼろバスに乗せられたのですが。

そしてバスで走ること10分ほど。

トルクメンバシの町にほど近い場所にアゼルバイジャン船が停泊していました。

船の入り口にて再度パスポートチェック。

ここでパスポートはホールドされ、

アゼルバイジャンの入国審査までは返ってきませんのでご注意を。

さて、いよいよ船に乗り込みます。

さよならトルクメニスタン

船に乗り込んだあとは乗客全員が食堂に集められました。

我々も荷物を置いてようやく一息。

そして続々と部屋へ移動していく現地人たち。

この待ち時間に船員と話し、この船が食事つきであることを知りました。やっほい。

そして最後まで残った我々に話しかけてきた船員によると、

プライベートキャビンで部屋代50ドルと船代が1人60ドルとのこと。

つまり1人85ドルです。

前情報で80~90ドルくらいを想定していましたし

洗濯なんかもしたかったのでとりあえず部屋を見せてもらうことに。

連れていってもらった部屋にはシングルベッドとソファ、

そして誰かが生活しているであろう跡がありました。

部屋に入るなり片付けを始める船員。これにB氏がブチ切れ。

B氏:これあんたの部屋だよね?他の部屋ないの?

船員:部屋代が50ドルで船代が1人60ドルだ。(言葉が全く通じてない)

みたいな押し問答を何度も繰り返して、

ようやくこの部屋がお気に召さないことが通じたようで、

再び食堂に戻される私たち。この時点で船の乗ってすでに1時間が経過。

食堂から望むカスピ海。

待っている間に船長らしき人がきて値段を聞いたところ、

全部コミコミで1人60ドルとのこと。あれ、騙されかけたってこと?

その後客室担当らしい女性に連れていかれた部屋は6人ドミトリー。

再度値段を確認して60ドルということなので、

あの怪しい船員の部屋に泊まるより良いでしょうってことでこの部屋に決定。

結局あの怪しい船員の提案が何だったのかはわからず仕舞いでした。

ちなみに我々が入った時点でドミには私たちだけでしたが、

出航する頃には他のベッドも全て埋まりました。

まああれだけの人だかりですからね。仕方ないですね。

トルクメンバシに沈む夕日を眺めました。

船は全く出航する気配はありませんが、

想定内なので特に焦りはありません。食糧もたくさんありますし。

そして乗ったその日から食事がついてました。嬉しい。

ゆで過ぎたぶつ切り素麺のようなものに鶏肉が乗った料理。

見た目はアレですが味は美味しかったです。おかわりもできました。

食事のあとは久しぶりのシャワーを浴び、早々に就寝。

ここから長い船上生活が始まったのでした。

続きは次回です。

本日はここまで。それでは。

 

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