【ウズベキスタン】テルメズからドゥシャンベへの移動。12カ国目はタジキスタン!

【ウズベキスタン】テルメズからドゥシャンベへの移動。12カ国目はタジキスタン!

こんにちは。タナカです。

 

リアルタイムはウズベキスタンタシケントです。

昨日私が作ったよくわからん炒め物が、

恐らく中央アジアで今いちばん美味しい食べ物です。

それを1人で食べてしまいました。中央アジアの皆さんごめんなさい。

 

本日のブログは国境越え。

ウズベキスタン南端の町・テルメズから、

12カ国目のタジキスタン、

その首都であるドゥシャンベへ移動しました。

あまりポピュラーではないこの経路ですので、

移動情報についても詳しく書いています。

よろしければお付き合いください!

 

2018.5.3

ウズベキスタン/Uzbekistan 1000ウズベキスタンスム(UZS)≒13~14円

タジキスタン/Tajikistan 1タジキスタンソモニ(TJS)≒12~12.5円

テルメズのシェアタクシー乗り場

本日は移動です。

現在いるウズベキスタンのテルメズから北上し、

国境を越えてタジキスタンの首都・ドゥシャンベまで。

この区間をまとめて移動できるバスは無いため、

乗合タクシーを乗り継いで移動していくことになります。

 

心配性な私は

いつもは移動の方法について過剰なほど調べるのですが

どうもこの区間の移動はポピュラーではないらしく、

日本語・英語共に全く同経路の情報が見当たりませんでした。

(逆方向の情報は複数ありましたが。)

 

ホテルのスタッフは英語が一切話せず頼りにならないし、

(Shared Taxiすら伝わらない。わかるのは地名くらい。)

これは久しぶりにハードな移動になりそうでございます。

 

ホテルを出ました。

まずは2番のマルシュルートカに乗って、

町の外れにあるバスターミナルへ向かいます。

 

Google Mapに登録が無かったため

MAPS.MEのキャプチャ画像です。

テルメズと近郊の町を結ぶ路線バスの他、

タシケントやサマルカンド行きのシェアタクシー乗り場にもなっており、

これから向かうデナウへも行くことができます。

 

で、2番のマルシュに乗るのはわかっているものの、

道のどちら側から乗れば良いのかわからず困っていたところ、

バザールの周りにたむろっているドライバーが集まってきました。

 

ドライバー:タクシーか?

タナカ:いえ、2番のバスに乗りたいのです。(ホテルで書いてもらったメモを見せる)

ドライバー:よしタクシーに乗れ!

タナカ:タクシーには乗りません。2番のバスに乗りたいのです。

ドライバー:いいからタクシーに乗れ!

 

 

うぜええええええええ!!!

 

 

昨日のこともありましたから

ウズベク人に対する印象は限界を突破して最低。

途中で自分の中から感情が無くなっていくのがわかりました。

 

そんなことをしていると

ふと靴修理屋のおじさんと目が合いました。

こちらが困った顔でメモを見せると笑顔で、

“ここから乗れば良いよ。あ、今来たアレに乗りなさい!”

と言って親切に教えてくれました。

 

お礼を言って急いでマルシュの元へ走っていく私。

乗り込む瞬間にふと振り返ると、

先ほどの親切なおじさんは3人ほどのドライバーに囲まれてます。

 

さながら、

“なんで教えるんだよ!俺らの客なのに!”

といったところでしょうか。

 

こちらが移動の情報を押さえている以上、

ドライバーたちが嘘をついているのはすぐにわかるし、

嘘をつくような人間のサービスなんて利用するわけがないのに、

人として当たり前のことをしてくれた

親切なおじさんを囲んで責め立てるなんてお門違いも甚だしい。

昨日も似たようなことがあったし、

この国の道徳観ってどうなってるんでしょうか。

そしておじさん、私のせいでごめんなさい。

本当にありがとうございます。あなたのことは忘れません。

 

で、マルシュに乗り込んだところで

後ろに座っていた青年に英語で話しかけられます。

デナウへ行きたいことを伝えると、

“僕もバスターミナルへ行くから一緒に行こう”

と言ってくれます。

 

そしてこの青年、

降りるとき荷物が多くてアタフタしている私を尻目に

私の分のマルシュ代まで支払ってくれているではありませんか。

もちろんすぐに財布を出して

“自分の分は払います!”

と言ったものの、

“いいからいいから。さ、ついてきて。”

と言って受け取ってくれません。

 

そしてそのままドライバーとの値段交渉までやってくれ、

“この車に乗ればデナウまで行けるよ。じゃあね。”

と言って去っていきました。

かっこ良すぎます。きっと私よりずっと年下なのに・・・。

 

車に乗り込んだ途端、昨日のブログで

ウズベキスタンなんて大嫌い

なんて書いた自分が猛烈に恥ずかしくなり、涙が出そうになりました。

 

とはいいつつ、私という人間は

良いことより悪いことの方が印象に残るタイプなので、

この国が好きか嫌いかって言われるとやっぱり嫌いなんですけどね。

国を嫌いでも人は好きになりたいと思います。

なので、親切な靴修理屋のおじさんや先ほどの青年のことは大好きです。

テルメズ~デナウ

1本目のシェアタクシーに乗った時点でヘトヘトですが、

これから140km離れたデナウという町へ移動します。

 

面倒な価格交渉は先ほどの親切な青年がしてくれまして、

20,000スムで乗ることができました。これがローカル価格だと思います。

(もちろん乗り込む際にドライバーにしつこく確認しましたが。)

更に運良く助手席でして、本当に感謝しかありません。

 

デナウへ向けて走ります。

助手席なので快適です。少し暑かったですが。

 

景色も見飽きましたので、終始寝ていました。

 

途中で急に止まったと思ったら、

動けなくなった別のシェアタクシーを牽引するみたいです。

故障かと思ったらガス欠らしく、

20kmほど離れたガソリンスタンドまで引っ張ってました。

他人事だから良かったですが、

もし自分の乗った車だったらと思うとゾッとしますね。

それにしてもお金を貰って人を乗せるんだから、

ガソリンくらい余分に入れておきなさいよまったく。

 

デナウの町が近づいてきました。

 

ここでドライバー(英語話せない)が

通話中の携帯電話を渡してきたので何かと思ったら、

電話の向こう側には英語が話せる人がいまして、

“ドゥシャンベまで90,000スムで行けるけどどうする?”

とのこと。

 

ドゥシャンベまでの距離を考えても

かなりふっかけてきてるのはわかったし、

この車が国境を越えてドゥシャンベまで行くとは考えにくく

せいぜい国境で降ろされるのがオチだと思ったので、

丁重にお断りしてデナウで降ろしてもらうよう伝えてもらいました。

 

お断りしたところで特に面倒なことにはならず、

デナウ中心のバスステーション兼シェアタクシー乗り場で降ろしてもらえました。

MAPS.MEのキャプチャ画像を貼っておきます。

人と車がごった返しているのですぐにわかると思います。

町の南にもバスステーションがありますが、

そちらに国境行きのシェアタクシーは集まってないとのことでした。

デナウ~国境

デナウのバスステーションに降り立ちました。

そして降りると共に複数の客引きに囲まれました。

 

ここから国境までは約40km。

シェアタクシーでの移動となります。

(バスはあるかもしれませんが、難易度が高すぎるので却下。)

 

ここで今朝覚えたロシア語が役立ちます。

その魔法の言葉はグラニッツァ(国境)

これ、本当に覚えておいた方が良いです。

 

で、囲んできたうちの1人が国境に行くとのことで、

値段を聞くと10,000スムとのこと。

事前に想定していた金額と同じでしたので即決。

 

私が1人目だったらしく、他の客を待ちます。

 

朝から何も食べていなかったので

その辺にあった屋台でサモサを買いました。3つで2,000スム。

薄利多売の商売とはいえ、こんな値段で利益が出るのでしょうか。

 

私の他にもう1人の客を乗せて車は出発。

途中で人を乗せたり降ろしたりしながら40分ほどで国境へ到着しました。

ちなみに同じくデナウから国境まで乗っていた地元男性も

10,000スムを支払っていたので、

この区間のローカル価格はこれで正解なんだと思います。

 

また個人的な感想ですが、

ウズベキスタンのタクシードライバーのふっかけ率は

他の国に比べるとかなり低くて、

大抵はローカル価格に近い値段を提示してくる印象です。

無闇に値切ろうとするのはやめた方が良いかもしれません。

何にしても大事なのは相場を把握しておくこと。

移動の前には必ず宿のスタッフに相場を聞いておくことをオススメします。

国境越え@2018年3月

続いては国境越えです。

 

この時、国境の手前で

タジキスタンソモニへ両替を持ち掛けられましたが、

スマホの為替アプリがバグってレートが確認できなかったので、

タジキスタン側で両替することにしました。

これが結果的に失敗だったのですが。

ちなみにレートはそこまで悪くなかったです。

 

で、気を取り直して国境越えです。

まずはウズベキスタンの出国です。

 

1つ気になっていたのが税関申告書

入国時に何度も確認して必要無いと言われていたのですが、

国境が変わればルールも違うかもしれないと思い、

もし何か言われたらどうしようと思っていたのです。

 

結果的には何の問題もありませんでした

 

出国審査は至ってフレンドリーで

地元民を押しのけて優先して対応してくれるくらい。

滞在登録の控えだけ渡して、

特に難しい質問も無く簡単に出国できました。

もちろん税関申告書についてもノータッチ。

 

様々なブログで悪名高い

ウズベキスタンの入出国審査ですが、

私が国境越えした2018年4月~5月現在

以前に比べてとても簡略化されているみたいです。

旅行者にとっては有難い限りですね。

 

国境地帯です。

この国境のロケーションが大変素晴らしく、

遠くに綺麗な山々が見える草原の中に

ポツんと小さな建物があるだけで、

歩くと風が気持ち良く、今まででいちばん好きな国境でした。

 

タジキスタン側の入国審査もあっさり。

事前に印刷しておいたeビザを渡して、写真を撮影して終了。

 

ちなみにウズベキスタン側からタジキスタン側までは

約1kmほど歩く必要があるので、かなり疲れました。

国境~ドゥシャンベ

国境を出ると

すぐにタジキスタン側の客引きが群がってきました。

 

当初の予定では

近くのトゥルスンゾダという町までシェアタクシーで移動し、

そこからバスでドゥシャンベへ移動するつもりだったのですが、

寄ってきた客引きは全員ドゥシャンベまでダイレクトに行くとのこと。

 

値段を聞いてみると30ソモニ(≒360円)とのこと。

当初のプランでも20ソモニくらいはかかる見込みでしたし、

何より乗り換えなしでドゥシャンベまで到達できる魅力に抗えず、

30ソモニで手を打って乗せてもらうことにしました。

 

で、手元にソモニが無かったので両替したい旨を伝えると、

“国境での両替は禁止されている。銀行に寄るからそこで両替しろ。”

とのこと。

その真偽はわかりませんが、

銀行で両替できるのに越したことはないので、

無一文で車に乗り込み、

車はほどなくしてドゥシャンベへ向けて走り出しました。

 

国境からドゥシャンベまでは60kmほど。

ウズベキスタンから変わったことといえば、

遠くに緑の山が見えるようになったことくらいでしょうか。

 

1時間ほどでドゥシャンベへ到着しました。

 

銀行に連れていくといったドライバーは銀行には寄らず、

ウズベキスタンスムで払えと言い出します。

仕方ないので同価値(よりちょっと高い)スムでお支払い。

 

で、ドゥシャンベのよくわからん場所で降ろされました。

地図を見ると宿まではまだ7kmほどあり、

バスかタクシーを使って移動する必要がありました。

 

そして何より問題なのが

手元にソモニを一切持っていないということ。

 

ATMを探して歩き始めますが、

ドゥシャンベ市街はなぜか広範囲に渡って工事をしており、

中々思うように移動することができません。

この写真の左にそびえ立っているフェンスが忌々しかったです。

 

重たい荷物を持って歩き続けること2時間。

5台ほどのATMを見つけるもどれも使用できず、

そのあと訪れた銀行では“今日はもう終わり”と冷たくあしらわれ、

次に訪れた銀行でようやく50ドルを両替することができました。

 

銀行へ行くといった約束を守らず、

無一文の旅行者を大都会のど真ん中へ放置した

あのドライバーは地獄に堕ちてしまえば良いと思います。

いきなりイメージが悪いぞタジキスタン。

 

更にこの時散々歩き回ったせいで

マルシュがたくさん走る通りから遠く離れてしまい

結局タクシーを使って宿へ行くことになりました。

 

どうにかこうにか宿に到着して一安心。

 

タクシー代は8kmで25ソモニでした。高いと思います。

高いとは思いましたがもう疲れていたので、

30ソモニから25ソモニに値切った時点で諦めてしまいました。

 

反省点はウズベキスタン側の国境で両替しなかったことですね。

あそこで両替しておけば荷物を持って2時間歩き回ることもなかったし、

最初に降りた場所で見かけたバスに乗り込むこともできたので。

これからこの国境を使われる方はくれぐれもご注意ください。

 

慰めのアイス。

ウズベキスタンでの癖で買ったものの、

この日のドゥシャンベはそんなに暑くなくて後悔しました。

 

朝からサモサ以外食べていなかったので、

レストランを探して宿の周りを歩き回ります。

 

適当に見つけたレストランで食事。

カウンターに並んでいるおかずを指さし注文するタイプ。

パンとサラダとハンバーグとロールキャベツで20ソモニくらいでした。

 

ちなみに旅を始めた頃は、

この“適当に見つけたレストランに入る”っていうのがとても苦手で、

食事を取るのにいちいち苦労していたのですが、

最近は深く考えずにとりあえず入ってみることができるようになりました。

 

移動と言葉に難ありと言われる中央アジアも

今のところは何とか予定通りに旅できていますし、

少しずつ旅に慣れてきているのかなと思います。良いことですね。

 

本日はここまで。それでは。